商社マンの卵の嘆き

商社内定者の大学院生が就活や日々の考えていることを使えるブログ。来年から都内のインフラ系商社勤務予定

研究室選びのコツを大学院生が教える

また久々の投稿です。多分3年生はそろそろ研究室配属や他の学年もゼミの配属などがありどこにしようか迷っていると思う。そんな人たちのために研究室選びのコツを教えようと思う。

 

卒業だけできればいい人の場合

先輩に聞いて楽に卒業させてくれる先生を選ぶこと。これだけ。ただゼミ以外で何か頑張れることを見つけないとかなり辛い思いをいずれはすると思うので注意

 

ちゃんと研究したい人の場合

1. 興味のある内容に一致していること

まず自分の興味のある分野に一致している方が好ましい。例えばファイナンスとか実験系とかデータ解析とかシステムデザインとか。それくらいのざっくりしたものでいい。詳しい分野については必ず研究室訪問をして聞くこと。そういう積極的な学生を嫌う先生やラボのメンバーはまずいない、てかいたらそいつは無能だと割り切ればいい。

 

2. 先生や学生の人柄

これはある意味1以上に重要な要素かもしれない。研究室の先生との人間関係は必要な情報を抜き出すのに必須で、干されると大変なことになる。また先輩は自分より長く研究しているため知識や研究の進め方を知っている。これを使わない手はない。やはり事前に研究室のカラーを把握しておく必要はあると思う。

 

3. 共同研究(外部資金)をどれくらいとれているか

私が個人的に一番重要だと思うのは共同研究の数である。これは大学だけでなくできれば民間企業を入ってると望ましい。やはり研究がどのように使われているのかを肌で感じれるし、就活にも役に立つ。おそらくアナリスト的な役割しかできないかもしれないが、それでも打ち合わせなどで企業の意向も聞けるしいろいろ役に立つ。また先生のパフォーマンスをしる指標として外部資金をどれくらいとれるかがある。これは教員の採用や人事評価の基準にも使われている。大体共同研究を通じて民間や政府から出資されているケースが多い。この辺についても事前にサーチしておかないと、本当にパソコンカタカタだけの悲惨な研究生活になりかねない。

 

 

今年1年を振り返って

また長い期間ブログの更新を怠ってしまいました。少し今年を振り返っていこうと思います。

 

まずブログについて、とりあえずアクセス数の多かったものをピックアップしました。

 

yama15491192y.hatenablog.com

 

yama15491192y.hatenablog.com

 

yama15491192y.hatenablog.com

 

yama15491192y.hatenablog.com

 

上の4つのブログの累計アクセス数がダントツで多かったです。元々は就活ブログからスタートしたので当たり前だと思いますが、これらは経験ベースで書いたので間違えではないと思います。17卒の就活生やそうでない人もご参考あれ。

 

次に私生活について。まず久しぶりに彼女ができました。これから〇〇しほうだい

失礼いたしました。まずは留学を終えたのが大きなハイライトです。今は諸事情で留学中の経験を書いていないのですが今後は少しずつ公開していこうと思います。正直留学なんて楽しくなかったですが得るものは多かったし今後いろんなところで活かすことができると思います。

次に大学院の研究関係ではそれなりの本数の英語論文を投稿できました。某有名検索サイトに掲載されたりもしたんで研究者としてのファーストステップは踏めたんじゃないかと思います。当面は研究者にはなりませんが。。

最後は就活。一応複数社そして希望の就職先からオファーいただいたので基本的に満足しています。総合商社の内定を蹴るという珍しい選択をしたのもいい思い出です。。

 

また来年からは週1本の更新を目標に頑張るのでぜひ購読よろしくです!

 

 

 

 

家族について

somei4shino.hatenadiary.jp

 
今日はいつも拝見させてもらってるそめい様のブログを見て私も家族のことを。これは誰にも話してないし、これからも話さないたわごと
 
小学校の時母はとっても優しかった。家族のことを大切にしてくれ、話したりしていた。宿題も見てくれた。その頃はそれが当たり前でありがたみが感じられなかった。。
 
でもある時、家に帰ると周りにたくさん人がいた。家の中や周りに警察もいたし、マスコミもいたし。母とはそれ以来会うことはなかった。。その日は実家にいたが、祖父母に連れられ違うところに引っ越した。父もしばらくしたら祖父母宅に来たが、再会したときにはやつれて泣きまくったのを覚えている。それ以来人と深く関わり信用することができない腐った人間になってしまった。マスコミは今でも大っ嫌いだし、それ以降母の残したものを家族で背負わなくてはいけなくなった。それが彼女にばれあっけなく振られたときは母を殺したいとも思ったしそんなもんかと人間の本能を感じた。
 
そんな最低な母が大学に入ってから出所してきた。その当時から気にかけてくれてた今は官僚になっちゃったお巡りさんが教えてくれた。籍は外しており軽蔑してる母であるが、やはり気になり迎えに行った。みんな一緒だったようで父も迎えにきてた。みんなで泣きじゃくり、近くのラーメン屋で目を腫らしてラーメン食べたのは一生の思い出。この時ある選択をして、そのせいで沢山の親戚を失ったけどしょうがない
 
今では家族のことはとても大切でかけがえのない存在である。誰にも変えられないし、家族のことを馬鹿にされると怒りがこみ上げる。もちろん母によって崩された人生だけど恨む件はもう終わった。過去はもう変えられないし、変える気もないし、これが自分だから。
 
 

大学の先生は仕事ができる

今日は大学の先生について。

 

よく社会人の方や学生の人も大学の先生は仕事ができないって言ってくる。大学院に行った意味なんてないでしょとかオレンジデ〇イズみたいにお茶飲んで授業やってるだけでしょ。とか所詮研究やってるだけでお金儲けはできないんでしょっとかMBAとって会社で働いた方が幸せになれるよっとか今まで沢山聞いてきた。。

 

ふざけるなっと言ってやりたい!

 

まず大学の先生は普通はみんなPhDを持っている。この時点でかなりすごい。今働いている人でまずPhDをとれるのか?そもそもマスターを持ってない人が大半なんだからこの人たちとか比較できない、というか同じ土俵にすら立てない。そしてPhDはかなりの比率で獲得断念している人が多いことを考えるとこの時点ですごい。どうせ3年多く遊んでるんだろっとか思ってる人は物事をちゃんと確認する能力に欠けてるので気を付けてることをすすめる。

 

そして、研究にはお金が必要である。お金儲けできていない研究室はすでに淘汰されているしこれからも淘汰されていくだろう。大学の先生のお金儲けとは外部機関や政府との共同研究である。大学は先生が自分で外部機関と交渉し、共同研究という形でお金を引っ張ってくる。私の周りでは研究室名義で数億円獲得したり、企業のアドバイザーや社長業をやってお金儲けをやっている。この人たちは研究を通じてアイデアやお金儲けをするビジネスを主体となり外部機関を使うコーディネート能力があると思う。

 

こんな能力があることを私は尊敬するし、いずれはこんな人たちになりたいと思う。ああPhDほしい。。

大学院で学んだこと

今回は大学院で学んだこと・得たことについて。前回の投稿とリンクしているのでそちらも是非ご覧になってほしい。

 

yama15491192y.hatenablog.com

 

前回大学院に進学した理由として、

1. 現場やモノをわかっておくことの重要性

2. 世界を知ることの重要性

3. 企業と学生のうちから一緒に色々やっておくこと(共同研究とか)

 

とかほざいたが、実際何を得たのかを説明していきたい。私の備忘録を兼ねて。

 

まず1について、大学の研究で得るのは難しい所だが、ともかく現場主義を意識した。例えば、私は大学でインフラ関係の研究をしていたが、実際にプラントがどのように動いていてどんな問題があり現場でどう考えているかを知るために国内外の発電所へ実際に訪問して人間関係を作りインタビューを行った。この成果のおかげで研究費をある程度勝ち取ることに成功したため大学では難しいとされているお金を稼ぐことも少しはできたかなと思っている。

また、発電所自体を知らずして研究なんてできるかって感じたため、実際に既存の発電所の公開情報をベースにラフに発電所の設計を行った。本当に発電所の配管などまで設計しようと思ったらAspen Plusをはじめとするソフトウェアが必要だが、基本は熱の移動によって形成されているためラフな計算ならExcelでも可能である。この二つの経験は文系職と言われている商社に入っても役に立つと信じている。

 

次に2については主に海外留学と国際学会への参加で得られたと思っている。海外留学は非英語圏でとても苦労した。でも言葉は正直どうにでもなる問題で一番苦労したのは価値観の違いである。やはり日本人はすごく規律のある人だと思う。授業は英語で行われていたため授業中の議論を通じて英語力やプレゼンの経験、沢山PPを作る機会があった。また1にリンクするが留学中もインタビューの人脈づくりから調査実施、そして論文作成まで一貫して行えたのでとてもためになった。

次に国際学会だが、大学院在学中に6回参加することができた。この中で英語圏や非英語圏の人の研究や大手企業の最新動向を知ることができたのは大きな経験だと思っている。あと英語についてだが、議論するにしても難しい英語は必要ないということを知れたのは大きい。

 

最後に企業との共同研究だが、これは正直いうとタイミングもあったためかなりラッキーだった。一番感じれたのは企業の考えと大学の考えのギャップである。企業側はお金を稼ぐことが目的なので研究費分以上に情報を提供してくることを求めてくる。そのためこれをいかに防ぐか、または見返りを提供させるかの大学側とのせめぎあいを間近で見ることができ、活かせると思った点はたくさんあった。

 

以上なぶりがきになってしまったが私が大学院で学んだことある。いろんな考えがあると思うが私は大学院に進学して後悔はない。というかどう仕事に活かすかを考えられないようではお金の無駄だと思う

大学院に進学した理由

今日は大学院に進学した理由について。

 

大学院進学率 - Wikipedia

 

自分は就職にいいとか、大学で学んだことを活かせかつ理系と文系が融合していると言われている大学の学部へとなんとなく進学した。そこで最適化やコスト分析、プログラミング、統計などを学び、そんな話をなんとなく行っていて結構早い段階で某シンクタンクにSEとして内定をもらった。

 

でもそこで残ったものは"こんなんで本当にいいだろうか"とか”こんなんで本当に活躍できるのか”とか”こんなんでやりたいことできるのか”とか”そもそもやりたいことができるのか”などの疑問ばっかりだった。そのあたりから大学院進学を意識するようになった(大学3年の1-2月くらい)。

 

私が配属した研究室の先生は、仕事がめちゃくそできる人で大学教員のイメージを根本から覆すような人だった。その人から言われたのは、

1. 現場やモノをわかっておくことの重要性

2. 世界を知ることの重要性

3. 企業と学生のうちから一緒に色々やっておくこと(共同研究とか)

だった。

大きな理由としてはこの1-3を得たいというものだった。こういう機会を得るチャンスは沢山与えられ、私のためにかなりの研究費を投資してもらえたのも事実だった。1に関しては指導教員との進捗報告や基礎からみっちりと勉強したことでものをわかっておくことの重要性を理解でき、2に関しては留学で、3に関しては企業との共同研究で得ることができた。

 

以上が私の大学院へ進学した理由である。大学院で得たものについてはまた後日筆をとろうと思う。

 

研究や仕事で使えるショートカットキー【Excel編】

 以前のブログで、excelは如何にショートカットキーが重要か書いたが?具体的に使いもしないものも多く、覚えていくのが大変だったしこれはみんなに共通することだと思う。今私は大学院に所属しており、研究活動で学部時代から3年間がっつりexcelと格闘しているため今回は使えるショートカットキーと書いていく。いくつかはOffice共通のものもあるがお許しを。私はoffice2013を使っているため、必ずしも互換性があるとは限らないためご注意を。。。

 

yama15491192y.hatenablog.com

 

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 これらはほんの一例だが、これだけ知っておくだけでも仕事が早くなること間違いなしである。文字関係のショートカットキーに関しては暗記をしなくてもB,I,Uとexcelのボタンに書かれているためそれを参考にすればよい。

 

 仕事に関しては、私もどんなことをするかははっきりとわかっていないがこういうのを覚えておくだけでもかなり役に立つと信じたい。

五大商社の違いについて⑤【住友商事】

 今日は五大商社の違いについてのシリーズの最終回になります。最近はまた一段とアクセス数が増加しており感謝の連続です。。こんな就活限定のブログなのに本当にありがとうございます。今後はネタが切れてきたため就活に限らずマルチな考えなどを私なりに書いていこうと思います。

 

最終回となる今回は住友商事です。よくスマートとか堅実とか言われてたんですがどうなんでしょうか?住友に関しては6年目社員2人にOB訪問したり、面接時の印象などを元にまとめてみました。

 

以前のシリーズは下のリンクからご覧ください。ちなみに豊田通商三井物産はマイナスイメージした持てなかったのでこのシリーズでは書かないでおこうと思います。

yama15491192y.hatenablog.com

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【印象】

●堅実、硬い→他の商社に比べてチャらい中にも堅さを持っている人が多い印象でした。真面目系男子

●住友は住友グループの資産管理会社のような位置づけ

 

【強み】

●住友として長く築いてきた信頼関係。

●長期的成功のために現場に人を派遣することを惜しまない。駐在に出るのが早い印象 (2-3年目とか)

●IT系は他社がやっていない中突っ込んでいけている

 

【弱み】

●本社の立地→駅から遠いなどなど

●不動産をはじめとして住友グループ間で仕事の取り合いになっており相乗効果は薄い印象

●北米に関してはローカルの情報収集力がまだ低いため投資できない

 

【印象】

志望度は最初は比較的高かったのですが、一次面接の時の何を元に合否を付けているのかわからない感じがすごく不満でした。あとグループ間で仕事を奪いあっているのが公然とされているというのが不安です。でも人自体は遊びがある中でも真面目で現場意識が会社として高い点は非常に好印象でした。あと最終面接のおっちゃんたちの覇気は面接官史上最強なんじゃっていうくらいすごかったんで場慣れしておくことをお勧めします。あとSPIの勉強がんばってください!

五大商社の違いについて④【丸紅】

随分以前に投稿していたシリーズの続編です。就活が6月解禁になり、商社に興味があり色々活動している人もいると思いますので更新しました。以前の更新分は下にリンクを貼っておくので参考になればと思います。

yama15491192y.hatenablog.com

yama15491192y.hatenablog.com

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今回は丸紅に焦点を置こうと思います。最近はガビロン関係で失敗したりしましたが、電力を一とした箱もの部門では圧倒的な実績がある丸紅。一体どんな感じだったのかをOB訪問(営業系社員5人)を元に書いていきます。

 

【印象】

伊藤忠とかと比べると柔らかいキャラクターの人が多い。

・変人みたいな人は少なかった

・一般職の可愛さは異常(ギャル紅)

 

【強み】

・風通しは比較的いい。他商社よりボトムアップがしやすい社風。

・根性があり、野心家が多い。

・若いうちからガンガン出張に行かせてもらえて、挑戦をさせてくれる機会は与えてくれる

・中期経営計画の中で人材育成を重点項目を入れているくらい人を重視している。

・常識人が多い。

 

【弱み】

・総合力が欠如している。苦労して得た情報が部門やプロジェクトを超えてシェアされない。

→これは個人単位では出世などに影響がでる可能性があるためためらう可能性が高い。だから会社がルールを作りまとめていくべき

リスクマネージメント不足。ガビロンPJはかなり昔から長期間詰められた話のはずなのにうまくいかなかった。

・財務の弱さ。2000億円(当時)しか稼げておらず、減損している。

・何かやらなきゃいけないという意識は高いが、経営とかの知識やスキルを習得しようとしている人が少ない。

 

【印象】

丸紅に関しては、一般職の美人さと柔らかさが印象的すぎでした。それによりボトムアップ等はとてもやりやすい風潮のようですが、それに乗じてか社員一人ひとりの行動力や勉強力には疑問点が残るという意見が多数出てました。現状会社としてはMBA留学などのテンプレート的制度しかできてないみたいなので、外部から人を呼ぶなり、社内の違う部署同士の勉強会を開くなど、会社として制度を作っていくことが今後の発展には重要だと思いました。

 

 

商社の事前研修の内容

大変ご無沙汰です。最近までずっとたてこんでてめんどくさくてブログの更新ができてませんでした。おかげさまで何も更新していないのに沢山のアクセス数をいただき本当に感謝しております。。。

 

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最近まで忙しかった理由の一つとして、内定者の事前研修がたてこんでました。事前研修と言っても実際にオフィスに出向いて研修に参加する訳ではなく、e-ラーニングの教材を使って家で勉強する形式です。これは入社してからも求められるスキルの一部であるため、就活生を中心としてみんな興味があるんじゃないかと思います。今日はこれらを紹介しようと思います。教材はとても使いづらいし不便

 

1. 英語

まず最初に英語です。英語は年明けまでずっと続くのですが今は英文メールのテンプレ学習のようなものです。例えば "arrange a meeting"とか"reporting back on a meeting"とかです。以前他のブロガー様も書いている通り、とてもじゃないけどこんなテンプレを覚えただけじゃ使い物にはならないとは思いますが、まずはテンプレートをベースに表現を組み込んでいければと思っております。

 

ketf.hatenablog.com

わざわざ高いお金を使わなくてもこんなのは沢山本が出ていて、どれも大して内容は変わりませんが、立ち読みした印象では下の本は表現が多く使いやすいんじゃないかって思います。

www.amazon.co.jp

 

2. Excelとワード

 これも某通信教育会社の教材を利用しております。色々内容があるのですが、例えばハイパーリンクの挿入方法などを学習しました。この二つに関してはショートカットキーをどれくらい覚えているかに尽きると思います。内定先の社員の方にはショートカットキーの使い方で本当に仕事のスピードが倍になると言われました。それは研究をやってても同じです。情強の第一歩はショートカットキーマスター+基礎的なexcel・word機能の理解です

www.relief.jp

 

3. 簿記

これはいろんな人から言われていることですが、簿記3級は習得しなければいけないものです。これがないと仕事にならないらしいです。確かに日々の手続き(ルーティーン)を一般職の社員に指示していくため、若手のうちはやらされるそうです。例えば財務諸表の作成とか。これを通じて企業の状態を把握できるため商社マンなら必須だし、面白いと思います。

ketf.hatenablog.com

 

今後は少しづつですが更新していこうと思います。何か書いてほしい内容がありましたら是非コメントまで書いてください!

 

 

OB訪問一問一答【伊藤忠商事その1】

今日は少し就活のことを書こうと思います。伊藤忠にOB訪問した際の一問一答を書いてみます。以前五大商社の違いシリーズで伊藤忠の話を書いてしまったため需要があるかはわかりませんが。。。

 

yama15491192y.hatenablog.com

 

1. 現在までの仕事内容は?

電力部門勤務。電力にはEPCとIPPがあって、その中でもIPPをやっている。EPCは外国から選ばれるイメージ。だから失敗とか多いからつらい。逆にIPPは自分たちが選ぶ。だから社内での手続きがものすごく多い。しかも失敗も多い。今は経数管理とかを結構やっている。

 

2. 入社前と入社後のギャップ

入社前は勢いで仕事をやっているイメージだったが、実際はめちゃくちゃ頭を使ってシビア。

 

3. 求める人材は?

語学力のある人、リーダーシップのある人、明るくはきはきできる人、最低限の頭があること、そして体力がある人。あと人あたりがやく、素直な人。

 

4. 英語力はどれくらい必要?

TOEIC700点は最低ライン。あと英会話にも基準がありこっちのほうが厳しくみんな苦労している。

 

5. 伊藤忠の強みと弱み

強みは資源。これはぶれないから強い。あとアツい人が多く、エリート感が少ない。弱みは資源分野。

 

6. 仕事において心がけていることは?

調べてからきく。考えてから質問。承認をとって提出。データうちこみとかでも意味を考えて仕事をしている。

 

7. ターゲットとしている国は?

北米・インドネシア+αを模索中。。

 

 

英語力を向上させた方法【概要】

大変お久しぶりです。毎日他のブログを見たりはしてましたが、更新はしてませんでした。色々書くべきことはあるのですが、今日は簡単に英語力について書いていこうと思います。

 

【私の英語力について】

大学4年生になるまでは本当に英語ができませんでした。TOEICでいうなら520点くらいで、外国人とは全くコミュニケーションをとれるような状態じゃなく、それのせいでイライラすることも沢山ありました。

 

【英語力を上げようとおもったきっかけ】

まずは留学しようと決心したことでした。英語圏ではないのですが、授業も英語だし、基本的には英語ばっかりで生活(学業に関しては)なので英語力を向上させることはマストです。そのため、少しずつ勉強を始めました。

 

【どうやって勉強した?】

まずはiphone,google chorme, windowsなど身の周りの変えれる言語設定を全部英語設定にしました。また大学内にいる留学生とともかく喋りまくって、口から英語がでるようにしました。あとはTOEICの勉強を行い、少しづつ英語力を向上させました。

 

【現在の英語力は?】

TOEICは長い間受けてないので、2015年初旬当時の記録で730点しかないのですが、外国人としゃべる時はほぼ言いたいことを英語に表現でき、聞くことができます。また電話等でも会話できます。また英語を読む際は英語を日本語に翻訳しなくても英語としてとらえることができるようになりました。これが一番の向上だと思いました。

 

【何が重要?】

知識を入れて、それが口から出るようにしゃべることです。これはどちらも重要です。さらに英語の論文とか読んでればなおよしだと思います。理系学生の皆さん、英語力は理系の人こそ伸ばす必要とチャンスがありますよ!

 

また個別にやってきた方法は後日ブログ化します。

OB訪問一問一答【丸紅その1】

今日から少し新しい内容を書き始めようと思います。その名も、

OB訪問一問一答シリーズ

主に、OB訪問で実際に行った質問のうち、個人が特定されない質問と回答を掲載していきたいと思います。企業研究の一つや、OB訪問の際の質問の参考になればと思います。記念すべき第一回は丸紅です。最近色々ごたついているみたいですが、実際どうなんでしょうか。。。

 

難しい言葉は自分でググってください。。。

 

1. 現在までの仕事内容は?

現在は食料部門勤務。自分で輸入して一連のバリューチェーンに関わっている。その中で、産地開拓や三国間取引等を行ってきた。トレーディングメインだけど、扱う商品の量と種類がどんどん増えていった。

 

2. なぜ商社を選んだのか?

日本にないものを持ってきて日本や三国間取引を通じて経済発展に貢献したかった。また取り扱う商品に制限がないため、自分で考えて進めれる点を魅力に感じた。

 

3. ぶっちゃけ出張はどのくらいでしたか?

平均年70-80日くらい。国としては絶対旅行しないような発展途上国ばっかり。インフラも整ってないからストレスが溜まる。

 

4. 入社前と入社後のギャップは?

若いうちの一人当たりの裁量がすごく多かった。2年目からは独り立ちして、大きな契約(仕入れ価格で億単位)みたいな仕事の契約とかやらされた。あとは海外出張が予想以上に辛い。英語使って商社マンっぽいけど最初の長期出張では半分鬱状態になりかけてた。あとは社風が予想と違った。意外と柔らかい社風でガツガツしていない。

 

5. 英語ってどれくらい重要ですか?

海外出張に必要なスコアは最低TOEIC730点。これは必須。だけど内定時全然英語できない人とか結構いる。英語の能力も重要だけど、日本語で考えてしゃべるのもすごく大事。

 

6. メーカーのマーケティング部門と商社の違いは?

メーカーは基本的に自社製品をダイレクトに売る。けど、商社はダイレクトに商品を客に売ることは少ない。商社はメーカーにアイデアを教えたり、原料を商社がメーカーに売ったりしている。

 

7. 丸紅の強みと弱みは?

強みは若いうちから挑戦させてくれること。中期経営計画の中で人材について重点項目に入れているくらい人を重視している。常識人が多い。

弱みは財務。2000億円しか稼げていない。リスクマネージメント力が低い。一番の弱みは何かやらなければいけないという意識は高いが、十分な土台がないためできていない。経営とかのビジネスマンとしてのスキルを習得しようという人が少ない。

 

8. 面接でこころがけていたことは?

質問に対して1の質問に対しては1で回答。長く話さないこと。話に対して的確に伝えることは重要。ちなみにESの段階だと倍率は100-200。しかもちゃんと内容をチェックしているらしい。

 

とりあえずQ&Aだけになっちゃいましたが、参考になったと信じております。。。

 

五大商社の違いについて番外編【双日】

お久しぶりです。長い間ブログも更新していませんでした。昨日まで久々に海外に行きやることをやったりバカンスしてたりしました。やっぱり海外は自由でいいですねー。。

 

今日は、いつもの五大の話を書こうかと思いましたが、商社は五大商社だけじゃないってことを知ってほしいので、七大商社の一つである双日について書いていこうと思います。専門商社についてはまた別記事で。やはり総合商社が人気なのは事実なのでまず先に書こうと思います。

 

双日は歴史上沈没した状態から復活した背景があるため、一つのモデルにされることもあるみたいです。

diamond.jp

 

双日については二人 (営業部門一人、管理部門一人)にOB訪問しました。少し不足している感は否めないですが、参考にはなるかと思います。

 

【印象】

・同期のつながりをとても意識している。これは独身寮が一つしかなく、みんなで苦楽を共にしているという点から感じました。

・融通がききやすい。柔軟な人が多い。これは定期的なジョブローテのおかげもあるんじゃないかと思います。

・一生懸命な人が多い

 

【強み】

・定期的に配属が変わる。特に営業からバックオフィスなどの異動がしやすい

・仕事の裁量が大きい。結構丸投げにされるためいやでも成長できる

・今現在コーポレートの再編(9つ)に変わっているため、ばたばたしているがこういう動きでどういう風にルールが決められ会社が進化しているのかを把握できる。

・若い人でも意見が出しやすい

・企画業務室などチーム間の仕事の取りまとめを行う場所に若手を配属させている。これにより若手で企画全体を見れるようになる。そして、営業に異動させるため広い視野のある人材が育成しやすい

・都市開発分野全般に強い。街づくりを行っている

・プロジェクトとして傷物が多いのも影響してか、他に何かできないか、どうしたら傷物でも成功できるかを常に考えている。

・しがらみがないこと。例えば商社によっては伝統的に情報共有しないところもある。

 

【弱み】

・慢性的に30代が不足している。そのため昔のやり方がいまだに利用されており、時代にマッチしていない。

・資産効率がよくない。つまり投資しても利益率が低い。これは歴史的に過去の積み上げがないため

・まだリスクを抱えるだけの資産がない

 

【印象】

今回は人数も少なかったためほとんど全ての内容を書きましたが、正直印象はいまいちでした。確かに同期のつながりを大切にしている人間味のある人が多い印象でしたが、スキルというよりむしろ根性で仕事をしている傾向にあるみたいで、今後もちゃんとやっていけるかはわかりませんでした。あと面接の印象も受けるたびに志望度の下がる企業の一つでした (私の場合)。

ここは早い段階からリクルーター面談を行っていたため、説明会等のイベントやOB訪問にはきちんと準備していくべきです。

留学生の就活【留学中にやっておくべきこと】

今日はいつもの五大商社シリーズを書こうかなって思ってたのですが、アクセスログを見ていると留学というワードから飛んできている人が多かったので、あまり詳しく紹介されていない留学生の就活について書いていこうかと思います。

 

今年から特に就活解禁が遅くなり、スケジュールが企業によって異なるので早くから行動しておくことが大切でした。特に、留学生は就活開始が遅くなるとか不利とか言われていますが私はそうは思いませんでした。ようはやりようで、私自身成功したことと後悔したことの両方を載せて、今後留学する人や、留学している人のためになればと思っております。

 

前置きが長い。。。。

 

1. 留学の目的のために徹底的に取り組む

これはどこでも言われていますが、留学には何か目的があると思うので全力で取り組んでください。またできるだけ現地の人と関わり色んな難しさや挫折を経験してください。これは就活のネタになるだけではなく、成功経験として一生のネタとなります。これは私の持論ですが、就活のために海外へ行くのは止めましょう!無意味ですし時間とお金の無駄です。。。

 

togetter.com

 

2.自己分析を行う

私の友人(人材会社勤務)は、就活は自己分析に始まり自己分析に終わると言うくらい大切だと言ってました。私自身これは留学中にベースの分析を終わらせることができとても役に立ちました。自己分析については色んな方法がありますから今回は説明しませんが、以下のリンクの内容は役に立つと思います。

 

www.shukatsu-note.com

自己分析をやって感じたこととしては、自分自身の根底にある価値観は変わらないってことでした。この価値観に合う/活かすことのできる方法を考えてみましょう。

 

3. 業界研究をして、興味のある業界をピックアップする

日本であるような説明会等があればいいのですが、どうしても海外だとこういう機会はなく難しいと思います。なのでせめて業界本などを読んで、どういう業界があって、どういうつながりがあるのかくらいはわかっておきましょう。これがないと今後何も行動できません。。。さらに自己分析の結果とつなぎ合わせることで、興味のある業界も絞れてきていくつかのターゲットが決められます。

私自身これを行ってないせいで、自分で業界を狭めてしまい少し後悔してました。古本でもいいので留学前に買っておきましょう

www.amazon.co.jp

 

4. 現地の駐在所/事業会社にOB訪問する

2,3を通じてもし興味のある企業があればぜひ現地の駐在所にOB訪問しましょう。日本にいる就活生でこれをやっている人はほとんどいません。てかできません。OB訪問の重要性についてはまた別の機会に書きますが、リアルな駐在員の話や生活の話を聞けるだけでも相当な価値があると思います。私自身駐在所へのOB訪問の話で盛り上がり選考を通過できた企業も複数社ありました。

やり方に関してはいくつかあると思いますが、一番楽なのは大学のOB名簿から、今日本で働いている社員を紹介してもらいその人に紹介してもらう方法です。一人駐在員を紹介してもらえばあとはその人からいくらでもつながります。。。

 

5. 筆記試験対策を行う

ともかく筆記試験で落とされるというのはとても悲しいです。。。特に大手企業になればなるほど筆記試験でバサバサ切られます!特に留学生は帰国後は選考地獄で忙しくなる傾向があります。。。webテストなら答え見ながらできるけど、SPIは会場受験なので自分で勉強するしかありません。SPIは以下の本の何回もやって帰国前には完璧にしておきましょう。

 

www.amazon.co.jp

 

また、商社の場合は(特に三菱関連)はGABという試験もよくあります。もし商社希望の場合はこっちもやっておくとベターです。

www.amazon.co.jp

 

6. 現地での選考会に参加する。

これに関しては場所が限られてしまうのですが、現地でいろんな企業の選考会が行われています。興味がある人はぜひ参加してみたらいいかもしれません。もしかしたら内定がもらえるかも。。

http://www.careerforum.net/