商社マンの卵の嘆き

商社内定者の大学院生が就活や日々の考えていることを使えるブログ。来年から都内のインフラ系商社勤務予定

五大商社の違いについて④【丸紅】

随分以前に投稿していたシリーズの続編です。就活が6月解禁になり、商社に興味があり色々活動している人もいると思いますので更新しました。以前の更新分は下にリンクを貼っておくので参考になればと思います。

yama15491192y.hatenablog.com

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今回は丸紅に焦点を置こうと思います。最近はガビロン関係で失敗したりしましたが、電力を一とした箱もの部門では圧倒的な実績がある丸紅。一体どんな感じだったのかをOB訪問(営業系社員5人)を元に書いていきます。

 

【印象】

伊藤忠とかと比べると柔らかいキャラクターの人が多い。

・変人みたいな人は少なかった

・一般職の可愛さは異常(ギャル紅)

 

【強み】

・風通しは比較的いい。他商社よりボトムアップがしやすい社風。

・根性があり、野心家が多い。

・若いうちからガンガン出張に行かせてもらえて、挑戦をさせてくれる機会は与えてくれる

・中期経営計画の中で人材育成を重点項目を入れているくらい人を重視している。

・常識人が多い。

 

【弱み】

・総合力が欠如している。苦労して得た情報が部門やプロジェクトを超えてシェアされない。

→これは個人単位では出世などに影響がでる可能性があるためためらう可能性が高い。だから会社がルールを作りまとめていくべき

リスクマネージメント不足。ガビロンPJはかなり昔から長期間詰められた話のはずなのにうまくいかなかった。

・財務の弱さ。2000億円(当時)しか稼げておらず、減損している。

・何かやらなきゃいけないという意識は高いが、経営とかの知識やスキルを習得しようとしている人が少ない。

 

【印象】

丸紅に関しては、一般職の美人さと柔らかさが印象的すぎでした。それによりボトムアップ等はとてもやりやすい風潮のようですが、それに乗じてか社員一人ひとりの行動力や勉強力には疑問点が残るという意見が多数出てました。現状会社としてはMBA留学などのテンプレート的制度しかできてないみたいなので、外部から人を呼ぶなり、社内の違う部署同士の勉強会を開くなど、会社として制度を作っていくことが今後の発展には重要だと思いました。